袋井市に住む外国人を災害から守ろう!
2023年12月6日 18時04分2年生の英語の教科書に防災パンフレットを英語で作るという単元があります。
地震の際に、どのような避難行動をとればいいのか、非常用持ち出し袋になにを入れるべきなのかを題材にして、助動詞(must、have to、should)を学習しました。
生徒にも実際に防災パンフレットを英語で作り、袋井市に住む外国人のために役立ててもらおうと考えました。作ったパンフレットは市役所やコミュニティセンターに置いていただくことを計画しています。
今回は地震だけではなく、津波、台風、洪水、火事、竜巻に対する対策や避難行動をグループで考え防災パンフレットを作成しました。裏面には生徒が考えた非常用持ち出し袋の中身も書かれています。
また、作って終わりにするのではなく、実際に袋井市に住む外国人を前にして防災パンフレットについてプレゼンテーションも行いました。袋井市諸井にある「静岡国際言語学院」で日本語を勉強している学生さんたちをお招きして発表しました。
「相手意識を持つこと」、「英語を話す必然性」の2つが現代の英語授業に求められています。防災パンフレットを外国人に英語で説明するという「課題」をクリアしようと頑張ることで英語の定着につながると考えました。
どの生徒も一生懸命英語で伝えようとする姿も見られ、「楽しかった」、「英語をもっと話せるようになりたい」と言った前向きな感想がたくさん見られました。
今後もこのような授業を展開し、英語の定着につなげたいと思います。